「生存競争」シラサギに見た

シラサギ
シラサギ
飛ぶ時は足を揃え姿勢が良い。

2011年01月18日



シラサギの飛ぶ(舞う)姿は、きちんと足を揃えていて姿勢が大変に良い事を知った。
写真は元写真にある邪魔な電線を消し、トリミング後2枚を貼り合わせたものです。

元写真
シラサギの舞い元写真
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三沢川をウォーキングしている時、数羽のシラサギを目撃したため、しばらく観察してみた。

冬になると多摩川の小魚は、温かい深みに移動する事になる。すると、脚が短くカワウの様に潜れないシラサギは、三沢川の様な水深の浅い川が、格好の餌場になっていると推測される。
そのため、寒くなるに従い、三沢川も急にシラサギが多く目撃できる様になる。


一見仲良しそうに見えても、食べ物(小魚)をめぐる生存競争は、人間以上であることを見せ付けられた瞬間だった。

シラサギは全部同じような姿・形をしていて、同じ兄弟か親子かは全く分からない。しかし、自分の餌場へ近づこうとすると、ガーガー泣いて威嚇したり、追いかけて追い出すのを見ている。

しかし、移動中には2〜3羽群れになって飛んでいる様にも見える。
同じ川の中にいる「カモ」とは、食性が異なり利害関係が無いのか、近くにいても、互いに無視しているのが異常に見える。

また、川の近くの電柱や電線等に止まっている時は、2〜3羽と群れになっている事が多い。
「カラス」が近くに来ても、互いに無視している光景が目撃される。


僅か数十分の光景であったが、シラサギの習性がVideo撮影できたため、編集してYOU Tube へ投稿しました。

今回、編集はSeven-PCでは、編集方法が変わり過ぎていて使用できず、旧型のVista-PCで行ったもの。

シラサギの習性なのか分からないが、食物に対する厳しい縄張り争いで、仲間でも決して寄せ付けない光景が続き、終了に近いとこ(Time:9′10″)で、やっとターゲットの獲物を見つけ、真剣にねらいをつけ、一口で仕留めたハンターの勇姿が見れます。

感心したのは、水中の魚は屈折して見えているはず、しかし、本能なのか分からないが、失敗せず捕える技はお見事であり、これを見ると何故かホッとした。









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