いつもは中央高速道路を、殆んどわき目もくれずに目的地(諏訪180Km)まで一直線だった。
しかし今回は気分転換のため、塩山から奥多摩へ出る国道(R411)を使用した。
数十年前一度利用したことのある、懐かしい非常にカーブの多い山岳道路である。ここは期待通り周りは新緑一色で囲まれ、大自然の中で「森林浴」等を存分に堪能できた。
途中何カ所もカーナビから、ルート変更のメッセージがあり(地震や豪雨での崖ぐずれの復旧工事等による)、大きな橋が幾つか作られていて、昔より可なり走りやすい道路に変わっていた。
途中奥多摩上流域の大菩薩嶺(峠)が右に見る地点では、偶然に辺りの渓谷いっぱいに響き渡る、「カジカガエル」の大合唱を耳にした。
渓流に生息するカジカガエルは、今が丁度繁殖期だった。
東京では聴けない為、しばらく車を止め時の経つのも忘れ、新緑の中からの「うぐいす」や他の小鳥たちのさえずりの混声合唱に聞き惚れてしまい、まるで「パラダイス」を思わせるような雰囲気の、真っただ中に2人きりと言う、不思議で貴重な体験をしてきた。
拡大写真等がご覧いただけます。
中国雑技団とは(Wikipedia)
カジカガエルとは(Wikipedia)
R411国道とは(Wikipedia)